米海兵隊が垂直離着陸機MV22オスプレイ6機を山口県岩国基地から沖縄県普天間基地への強行配備に抗議する緊急宣伝・署名が1日夕、名古屋市中区のデパート前で行われました。愛知県平和委員会が呼びかけ、平和団体や労働組合から15人が参加しました。
県平和委員会の阪本俊彦事務局次長らが次々のマイクを持ち、「世界一危険な軍用機の配備は許されない。普天間基地配備後は日本全国で訓練が計画されている。配備や訓練中止の声を広げよう」と訴えました。参加者は「オスプレイはアメリカに帰れ」「住民の安全より米軍を優先するな」と書いたボードや横断幕を掲げ署名への協力を訴えました。
市民の関心は高く、署名机の前に列ができました。署名をした女性は「政府はオスプレイの安全性は確認されたと言うが、安全だと言い続けてきた原発といっしょで政府の言うことは信用できない」と話しました。
県平和委員会の三浦米吉副理事長は「多くの人が足を止め署名してくれた。沖縄県民をはじめ国民の声を無視した強行配備への怒りの声が表れている」と語りました。(10月3日)