愛知県内で10月に開催される「2012年国際航空宇宙展」(日本航空宇宙工業会主催)で、航空自衛隊のブルーインパルスの曲技飛行が計画されていることから、日本共産党愛知県委員会と尾張中部地区委員会は9月19日、大村秀章知事に中止を申し入れました。もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補、柳沢けさみ愛知6区予定候補が要請しました。
ブルーインパルスの曲技飛行は10月14日に中部国際空港(常滑市)上空で実施予定。航空自衛隊小牧基地で13、14両日、ブルーインパルスの給油、整備、格納、離着陸などの「地上支援」を行います。
もとむら氏は「航空宇宙産業は平和的に活用すべきもの。ブルーインパルスの曲技飛行や軍用機の出展はふさわしくない」と強調。
柳沢氏は「今回は地上支援だけの計画だが、今後、なし崩し的に小牧基地で曲技飛行が実施されるのではないかと住民は心配している」と訴えました。
応対した愛知県の職員は「地元の心配の声や要請内容は小牧基地を含め関係者に伝える」と答えました(9月21日)