消費税増税と社会保障改悪法案を廃案に追い込もうと、愛知県商工団体連合会(愛商連)は8月4日、名古屋市中区の栄広場で「消費税大増税は許さない!自営業者の怒りの大行動」に取り組みました。中小業者130人の他、愛商連の呼びかけで消費税をなくす愛知の会、消費税をやめさせる愛知連絡会の人たち70人の計200人が参加しました。
栄広場の署名宣伝行動では、太田義郎愛商連会長らが、「消費税増税で中小業者は商売が続けられなくなる」「何としても参院で廃案に追い込もう」と訴えました。
買い物帰りの人たちが次々と署名。子ども連れの女性(36)は「増税分は子育て支援などの社会保障でなく、八ツ場ダム建設など大型公共事業に使われると思う」と話し署名しました。
怒りの中小業者決起集会では、機械部品の下請業者が「元受け企業に消費税分を請求できない。請求すると発注停止になる。消費税は身銭を切って払っている」と消費税を転嫁できない状況を報告し、「何としても増税中止を」と決意表明しました。
日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補が連帯のあいさつをしました。
集会後、参加者は「消費税NO」「野田首相はやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、鐘、太鼓を鳴らしながら繁華街をパレードし、市民に「消費税増税反対」をアピールしました。(8月7日)