安保破棄愛知県実行委員会は8月2日、名古屋市中区で、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの沖縄・普天間基地配備に反対する宣伝・署名にとりくみました。
高橋信・県平和委員会理事長は「オスプレイは墜落を繰り返し多くの乗員を死亡させた欠陥機です。一機であっても日本に置くことは許されません。野田首相は、沖縄をはじめ全国で広がっている怒りの声に応えて、アメリカ政府に配備計画の撤回を求めるべきです。50年間アメリカのいいなりになってきたおおもとにある、日米安保条約そのものを見直すときです」と訴えました。
厳しい日差しのもと、参加者は「オスプレイNO」と書かれたボードや横断幕をかかげて署名を訴えました。通行人からは「野田首相は国民の安全を守る責任を果たすべきだ」「沖縄が返還されたときに、米軍基地も撤去させるべきだった」などの声が寄せられました。
参加した、沖縄出身の新城正男さん(「命どぅ宝あいち」事務局長)は「沖縄では米軍機の墜落事故が繰り返し発生し、小学生をはじめ多くの尊い命が奪われてきました。県民の怒りは頂点に達しています。命を守る一点で多くの人たちと共同をひろげ、オスプレイ配備を許さず、基地のない沖縄を実現したい」と語りました。(8月4日)