愛知県の日本共産党刈谷市委員会は7月22日、河江明美衆院東海比例予定候補を迎え市総合文化センターで日本共産党創立90周年記念のつどいを開きました。
河江予定候補は、6日に参加した首相官邸前の原発再稼働抗議集会の模様を報告し、「日本共産党は当初から『原発は完成した技術ではない。放射性廃棄物の処理方法が確立していない』と原発建設に一貫して反対してきた。1960年代に中部電力が愛知県の渥美半島や三重県の熊野灘沿岸に原発を造ろうとした時、日本共産党が先頭に立ち、反対運動をおこない建設を断念させた」と話すと、会場から大きな拍手に包まれました。
河江予定候補は、「人間裁判」と言われた朝日訴訟をたたかった朝日茂さん、「蟹工船」の作者で特高警察に虐殺された小林多喜二の母、小林セキさんの日本共産党員としての歩みを紹介し、「不屈にたたかった先人に学び、日本の政治革新のため全力をあげる。日本共産党に入っていない人は、ぜひ一緒に政治をかえよう」と訴えました。
高林誠衆院愛知13区予定候補が、戦後の日本共産党の歩みを紹介し、総選挙で奮闘する決意を述べました。
元市議の久野金春さん(81)、井上和恵さん(73)が、今の地域での長年にわたる運動について語りました。
参加した男性(57)は「河江さんの小林セキさんの話に感動した。6年前に亡くなった母は党員でなかったが自分の活動は応援してくれていた。墓前で『総選挙で勝った』といえるようにがんばりたい」と話しました。
河江予定候補は終日、刈谷市内で党勢拡大に取り組み、1人が入党し、5人が「しんぶん赤旗」を購読しました。(7月25日)