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出産・子育ての悩みを交流 名古屋で党後援会

 

出産・子育ての悩みを話しましょうと7月7日、名古屋市天白区で「子育てカフェ」が開かれました。30代、40代のパパママ十数人が集まり、助産師の岩本美佐子さんの助言を聞きながら悩みを交流しました。主催は日本共産党子育て世代後援会。石川ひさし衆院愛知3区予定候補が参加しました。

 助産師歴42年という岩本さんは、子どもや母体の負担になる陣痛促進剤の使用や会陰切開をしなくても正常分娩はできると語り、「体験した人が、子どもの産みにくさを声に出していきましょう」と話しました。

 「3歳児健診のとき母乳を飲ませていると言ったら、やめさせなさい、と怒られぎみにいわれました」との質問に、岩本さんは「母乳は子どもが飲むうちは出るもの」と気にしないようアドバイス。

 「名古屋市では、仕事を見つけるまで3カ月は保育所で預かってくれると聞いていたけど『働いている人優先だから』と断られた。夫の給料だけでは大変なのに」と切実な悩みも。紙おむつと布おむつはどちらがいいか、子どもに与える食事の量は…と次々疑問が出ます。岩本さんの基本的な考えは「子どもが選ぶことは間違っていない」でした。

 参加した母親(33)は「病院の都合に合わせて産まされているような状況は、みなさん疑問だったんですね。悩みを交流できてよかった」と話しました。
 石川予定候補は「『悩んでるのは自分だけじゃない』と分かりあえるのが子育てカフェの魅力です。今回、保育所に入れないという具体的な相談も出ましたので、解決できるよう行政に働きかけていきたい」と語りました。(7月12日)