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愛知5区藤井ひろき 「共産党の姿」見せたい

 
 「スーパーのもやし、いくらで売ってると思います?」。つどいで定番の問いかけです。以前は1袋30円だったのが、今では9円とか。安売り競争も問題だし、安物を選んで買わざるを得ない庶民の懐も大変だと話します。生活実感を踏まえた党の「提言」の説明が「分かりやすい」「親しみが持てる」と好評です。

 先月参加した全国活動者会議に刺激を受け、個人宅でのつどい開催に力を入れています。
 名古屋市中川区のつどいでは、初参加の女性に「なぜ党名を変えないの」と聞かれました。イメージが悪いといいます。他党と違い、戦前から一貫して国民の立場に立った歴史に誇りを持っていることなど話し「そもそも私が怖いですか」と尋ね返すと「怖くないです」。女性は、共産党についてもっと知りたいと「しんぶん赤旗」の購読を約束しました。

 平日朝7時半からの駅頭宣伝は、初めて中村区の市議候補となった2010年2月から、雨の日も雪の日も欠かさず続けています。以前は素通りしていたサラリーマンもビラを受け取るように。先日は大雨の中、缶コーヒーの差し入れまで。「朝5時に起きて『赤旗』に目を通すのが日課です。何曜日にあの駅に行けば共産党がいる、と分かってもらえてきたので、やめられないですね」

 もともとはセールスマン。帰宅は深夜2時、3時が当たり前。早く帰る人は「売れない営業マン」という感覚でした。しかし小泉「構造改革」への礼賛報道があふれた05年、「これでいいのか」と鶴舞図書館で各党の機関紙を読み比べました。「赤旗」に書いてあった?ルールある経済社会?に目からうろこ。数カ月購読するうちに「自分も共産党員になりたい」。その年のあいち赤旗まつりで入党を申し込みました。

 今、どこの商店街でも「提言」で対話になると実感しています。「共産党の話に耳を傾ける人が増えている。必要なのは、どれだけ私たちの活動を目にしてもらうかです」。民自公の談合で衆院を通過した消費税増税法案。「民意をふみにじる暴挙を許すわけにいかない。必ず廃案に追い込もう」と力を込めています。

略歴

 1977年大阪・豊中市生まれ。東海大卒。党准県委員
 愛知5区=名古屋市中村区・中川区、清須市、北名古屋市、豊山町(6月29日)

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