消費税大増税と社会保障改悪の「一体改革」法案の廃案を訴えながら大阪・東京間を行進する、「かがやけ命の行進」(全日本年金者組合主催)の歓迎集会が6月7日、名古屋市中区で開かれ、150人が参加しました。行進は「少年に夢を、青年に雇用を、障害者に光を、高齢者に安心を、命かがやく社会を」をスローガンに、大阪市を5月30日に出発し、今月6日に愛知入りしました。東京到着は20日の予定です。
歓迎のあいさつをした吉田昂弘(たかひろ)愛知県本部委員長は「最低保障年金制度創設や後期高齢者医療制度廃止など政権公約を踏みにじってまで、増税のために野合をすすめる野田政権は絶対に許せません。行進と一体に運動を盛り上げ、廃案に追い込みましょう」と訴えました。
行進団の永井守彦団長(大阪府本部書記長)は「行く先々で今の政治への不満や怒りの声が次々に寄せられています。みなさんの声を必ず国会に届けます」と決意を述べました。
集会後、参加者は「年金を下げるな」「消費税増税反対!」などと書かれたのぼりや?傘?を持って通行人にアピールしながら、通し行進者を先頭にパレードしました。
愛知県内を通し行進する茶谷寛信さん(76)は「野田首相は2大政党による談合をただちにやめ、国民に信を問うべきです」と語りました。(6月10日)