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障害者の手紙紹介し河江予定候補「増税中止を」稲沢党演説会

 
 
 愛知県稲沢市で6月10日、総選挙勝利をめざす日本共産党の演説会(尾張南地区委員会主催)が開かれました。河江明美衆院東海比例予定候補、松崎省三愛知9区予定候補が弁士をつとめました。

 河江予定候補は、「消費税をあげないでほしい」と訴える障害者の手紙を紹介し、「野田首相は、福祉を最も必要とする人たちの声を真剣に受け止め、増税をやめるべきです」と語ると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。税金のムダづかいや大企業優遇の不公平税制にメスを入れれば福祉の財源は確保できると主張し、「庶民増税阻止を全力で阻止し、家計をあたためる政治に転換します」と決意を述べました。

 松崎予定候補は、弥生時代の海岸線を記した地元の地図を示し、「海抜0?以下の地域が多く、堤防や公共施設の抜本的補強が急務。財界から1円の献金も受け取らない日本共産党を伸ばして、くらしや防災最優先の日本を実現しましょう」と呼びかけました。
 渡辺幸保稲沢市議も党躍進を訴えました。

 参加した高齢の女性は「東海地震が不安です。ムダな大型事業よりも津波対策をしっかりやってほしい。家族で応援しています」と話しました。
 (愛知9区=津島市、稲沢市、愛西市、弥富市、一宮市のうち旧尾西市域、あま市、海部郡)(6月12日)