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三河山間部 共産党宣伝隊が行く 

こんな山奥までよく来てくれた

 
 
「こんな山奥までよく来てくれた」「共産党の話を直接聞くのは初めて」-。三河地域に山間部で、地元の住民から日本共産党の宣伝隊に歓迎や激励の声がよせられます。
党愛知県委員会6月8日、総選挙勝利をめざし、県内の隅々まで党の政策を届けようと、三河地域の山間部を巡る宣伝キャラバンを開始しました。

 山間部は党の影響力が弱く、街頭宣伝や全戸配布などはほとんどやられていない地域もあります。8日にキャラバンカーが入ったのは設楽町、東栄町、豊田市の旧稲武町地域です。
宣伝カーには、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補、田中邦利設楽町議らが乗車。「原発のない日本」「消費税ストップ」のノボリを掲げ、7か所で芸当宣伝しました。

 周辺で、地元の後援会員らが経済「提言」ダイジェスト版を配布し、対話します。
 稲武地域で訪ねた家の人に「提言」渡すと「ちょうど近所の人たちと寄り合いをしている。5人いるので、みんなで勉強したいから、5部くれ」と言われました。温泉施設前で演説をじっと聞いていた女性から「共産党の人の演説を初めて聞いた。いい話を聞かせてくれてありがとう」と言われました。

 設楽町で農作業をしていた夫婦に「消費税を増税しなくても大企業優遇税制の見直しなどで社会保障充実の財源を確保できると話しかけると、「いまの政治が続くとTPP(環太平洋連携協定)で農業はダメになってしまう。今の民主党の政治は信用できない」と答えました。町役場近くの商店主は「過疎化で人が減り、買い物客も減少。消費税増税になったら閉店だ」と言いました。

 この日は、名古屋市から特別宣伝隊も入り、「提言」と一緒に佐々木憲昭衆院議員や河江明美衆院東海比例予定候補の紹介リーフを配布しました。
 リーフを受け取った人たちから、「こんな山奥までよく来てくれた。もらったビラを読ましてもらう」「みなさん遠くから御苦労さん。共産党の田中議員はよく頑張っている。よろしく」と激励されました。(6月10日)