愛知県碧南市議選(定数22、立候補23人)が4月22日投開票され、日本共産党の現職の山口はるみ(62)、岡本守正(68)、下島良一(66)の3氏がそろって当選しました。
3候補の合計得票は3259票(得票率10?99%)で一昨年の参院比例票(1369票)の2・38倍でした。
党議員団は市民と力を合わせ、中学校卒業までの医療費無料化、保育園・幼稚園の3人目から無料、緊急時の無線増設など実績を重ねてきました。
選挙戦で3候補は、大村秀章知事が碧南市に震災がれきを受け入れると表明した問題で、「上からの押し付けではなく、住民合意、安全第一、情報公開を」と訴えるとともに、衣浦港などの護岸強化、75歳以上と18歳までの医療費無料化、国保税・水道料の引き下げなどの公約をかかげ支持を広げました。
当選の喜びにわく支持者を前に山口氏は「市民のみなさんの期待に応え、福祉と防災の住みよい街づくりをします」と述べ、岡本氏は「75歳以上の医療費無料化など公約実現に全力あげます」と話しました。下島氏は「がれき問題は県や市が説明責任を果たすよう求め、受け入れは住民合意が必要」と語りました。(4月23日)