愛知国民春闘共闘委員会と愛知県労働組合総連合(愛労連)は3月15日夜、名古屋市中区の栄ひろばで春闘勝利をめざし労働者決起集会をおこない、組合員ら300人が参加しました。
春闘共闘・愛労連の榑松(くれまつ)佐一議長がトヨタ自動車など大手企業は14日、震災や円高を口実にベアゼロ回答をしたと批判し、「まともな生活が出来るよう、広く市民、住民と連帯してたたかおう」と訴えました。
建交労保育パート支部や全港湾の代表が「河村たかし名古屋市長は住民税減税の財源づくりのため市立保育園のパート職員の削減、賃下げを4月から実施する。撤回させるためストライキも辞さずたたかう」「港湾運送事業法の規制緩和により荷主の単価切り下げ要求が強まった。そのため港湾労働者の賃下げ、過重労働など労働条件が悪化した。今春闘では1万円以上の賃上げを要求してたたかっている」と決意を述べました。
集会後、参加者は「賃上げこそ景気回復の道」「消費税増税反対」などと書いたプラカードや横断幕を持ち繁華街をデモ行進し市民にアピールしました。(3月18日)