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名古屋大学合格発表 民青が会場で宣伝・対話

合格、でもパイト必須

 

 県内の大学は3月に入り、受験生の合格の喜びにわいています。日本民主青年同盟愛知県委員会と同名古屋大学班は8日、名古屋大学の合格発表会場で、合格した受験生から大学生活の要望を聞く宣伝・対話をおこないました。

 同盟員らが「合格おめでとう。民青同盟の新入生アンケートやシール投票にご協力下さい」「5月の連休に実施予定の震災ボランティアの登録も受け付けています」と声をかけると、合格し笑顔の受験生が次々と足を止めてアンケートに答えました。

 経済学部に合格した三重県四日市に住む受験生は「親から生活が厳しいので下宿でなく自宅通学せよと言われている。通学に2時間近くかかり大変」と話します。

 「仕送りは10万円が限度。アルバイトを探さねばならない」という文学部に合格した学生は、合格発表会場で募集していた大手家庭教師派遣会社の家庭教師に応募。1浪して工学部に合格した受験生は「母子家庭なので学費の安い国立大学しか受けませんでした。今年だめなら働くつもりでした」と語ります。

 同盟員は「受験生の声を聞くと不況の影響が大きく反映している。新入生歓迎企画で相談会などをおこないたい」と話していました。(3月10日)