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みよし市9条の会が平和展

 
愛知県みよし市で「第2回平和を願う市民展」が3月9・10日の両日、市内で開かれました。核兵器廃絶と恒久平和の実現をうたった「みよし市平和都市宣言」の趣旨を広く市民に知ってもらおうと、「みよし市9条の会」が昨年に続いて企画したものです。

「宣言」は、2010年1月の市政移行をきっかけに、会のよびかけた5000人を超す住民請願にもとづき、議会採択(同年6月)されました。

会場には、旧日本軍兵士の軍靴や水筒、寄せ書きされた「日の丸」など市民が持ち寄った戦争遺品、市内のすべての寺が軍に梵鐘と仏具を供出する際におこなった合同「供養式」の写真を展示。反戦平和への思いをつづった俳句などの会員の作品も多数あり、見学者が熱心に見入っていました。「歌声ひろば」や紙芝居の上演も行われました。
加藤憲(さとる)事務局長は「今後も市内に残された戦争史料を発掘し、戦争の実態を市民に知らせ、憲法を守る世論を多数にしていきたい」と抱負を語りました。