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新署名広げよう 全市町村で原爆展を 愛知県原水協が宣伝

 

愛知県原水協は6日、名古屋市中区の百貨店前で核兵器廃絶を求める署名宣伝行動をおこないました。
 「核兵器全面禁止のアピール署名(新アピール署名)と原爆展の取り組みを全国に広げ非核平和の声を強める」と確認された「3・1ビキニデー」後、最初の「6・9行動」です。

 百貨店前には日本被団協が15年ぶりに新しく企画・編集した原爆パネル「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」を展示。通行人の注目を集めました。
 矢野創・愛知県平和委員会事務局長らが「東日本大震災、福島原発事故から1年。核兵器の全面禁止、放射線被害の根絶、原発ゼロをめざし署名にご協力を」と訴えました。

 買い物帰りの夫婦は「『南京大虐殺はなかった』と発言した河村たかし名古屋市長に怒りを覚える」、ブラジル人女性は「ゲンバクノー、ゲンパツコワイ」と言いながら署名をしました。
 嶺村君代・愛知県原水協事務局長は「新アピール署名は県内で70万人を目標に取り組んでいます。原爆展は54の全市町村での開催をめざしています。すでに愛西市、岩倉市、豊田市などの地域原水協で準備が始まっています」と話しています。(3月8日)