「3・11さようなら原発in愛知 明日につなげる大集会」(名古屋市久屋市民広場)を知らせる宣伝が2月25日、名古屋駅前で行われました。県内の労組や青年、母親らでつくる実行委員会は、当日会場に掲げるビッグフラッグ(大旗)への寄せ書きも呼びかけました。
筬島(おさじま)直人さんが「脱原発・震災復興への何百・何千の思いを、大きく広げていきましょう」と訴えると、多くの若者が立ち寄ってペンを取りました。
大阪から友達に会いに来たという、2歳の子どもを連れた女性(21)は「出身が島根で原発も近く、建物に入って窓を閉める避難訓練もしたけど、今は『そんなんで通用するんか』という思いです。子どもを守っていけるのか、もしもを考えると不安です」と言い、「原発反対」のメッセージを旗に張りつけました。
デート中だった樋口慈(ひろし)さん(30)と村尾恵美さん(25)は「事故ったときに何も手が打てないのに、まだ原発を稼働させようなんて人がいるわけでしょう。本当に何を考えているのか、国の行く末を案じます」「代替エネルギーのことも言われているし、一回そっちに向かってほしい」と話します。
遊びに来ていた女子中学生4人も「私たちも原発はいや。集会のビラもいっぱいもらったからみんなに配ります」と話しました。(3月2日)