「非核名古屋港宣言」求める請願署名運動のスタート集会が2月24日同市港区で開かれ、約40人が参加しました。労働組合代表や被爆者、弁護士など署名の「呼びかけ人」でつくる「核兵器も放射能汚染もない非核名古屋港の会」が主催。
請願内容は▽核兵器を搭載した艦船および原子力艦船の入港を一切拒否する▽「非核証明書」の提出を艦船に求める行政マニュアルをつくる▽同港の大気・海水・海底の放射能測定を適宜行う―など5項目。名古屋港管理組合議会11月定例会にむけて、署名を広げます。
「呼びかけ人」の木村直樹さん(郷土史研究家)は「原子力や放射能汚染への関心が高まっている今こそ、思想信条、立場の違う人たちと幅広く対話できる絶好の機会だ」と強調しました。
全日本港湾労働組合名古屋支部の宇佐美英世委員長は「安心して利用できる名古屋港を実現するため、一人でも多くの人に声をかけ署名を広げたい」と抱負を語りました。
参加者からは「画期的なとりくみだ。署名を広げるために、ポスターをつくって街中に張りめぐらしたい」などの発言がありました。
沢田昭二・原水爆禁止愛知県協議会理事長が「核と原発」と題して講演しました。
同議会で非核の港づくりを求め奮闘している、日本共産党の山口清明議員(名古屋市議)が連帯の挨拶をしました。(2月28日)