「輸送網の改善回復で震災復興、賃上げと雇用拡大で景気回復を」と2012年春闘勝利をめざす愛知自動車デモが2月19日、名古屋市内で行われました。
愛知春闘共闘に参加する建交労トタック部会やタクシー協議会など交通運輸産業分野の労働組合でつくる実行委員会が主催。
出発集会で武市文雄実行委員長は「交通運輸業界では行き過ぎた規制緩和により異常な低価格競争が行われ、賃金、雇用破壊、重大事故が起きている」を指摘し、「交通運輸労働者の地位向上、安心と安全、雇用と環境を守るため奮闘しよう」と訴えました。
県春闘共闘会議の榑松(くれまつ)佐一議長(愛労連議長)は、「今春闘で交通運輸労働者の長時間労働や貧困化を打ち破ろう」と呼びかけました。日本共産党の山口清明名古屋市議が激励のあいさつをおこないました。
集会後、同市港区から中区の市役所まで約60台の車でデモ行進し、沿道の市民にアピールしました。(2月24日)