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守山市民病院残して 患者・職員ら宣伝・デモ

 
 
 
「区内唯一の総合病院・守山市民病院をなくさないで」―。名古屋市守山区の名鉄小幡駅前で2月18日、「地域医療を考え守山市民病院を守る会」が宣伝行動し、患者や病院職員ら約70人がアピールウォークを行いました。

 駅前では患者や地元住民が次々にマイクを握り、「赤字だから廃止というが、原因は医師不足による病棟閉鎖や診療制限で、住民や患者の責任ではない」「河村たかし市長は医師確保のため努力し、廃止でなく診療の充実を図るべきだ」、「災害時に住民の命を守れるのは市立病院」などと訴えました。

市議会には守山市民病院廃止に反対する1万人以上の署名を提出しています。紹介議員になった日本共産党の山口清明市議も駆けつけ、「廃止条例の撤回を求め全力をあげる」と激励しました。

市は、守山市民病院(守山区)を来年3月末に廃止し、民間に譲渡する条例案を議会に提出。守る会は市議会開会日の20日も、市役所前で宣伝をするとともに、市議会の各会派へ条例の廃案を求め要請をおこないました。(2月22日)