安保破棄愛知県実行委員会と愛知県平和委員会は2月16日、名古屋市内で学習会を開き、平和運動に取り組む人たちや教育関係者ら約50人が参加しました。
上羽治雄・安保破棄大阪実行委員会事務局次長が「橋下・『大阪・維新の会』と大阪~斯くたたかえり~」と題して講演。上羽氏は「橋下府政の府民生活に関わる施策を削減する一方で、関西空港2期工事などへの巨額の税金投入を批判。2月議会で審議される教育関連2条例案は、「首長による教育への介入、物言わぬ教職員づくりと子どもの規格化だ。廃案めざし100万人署名や宣伝・対話に取り組んでいる」と述べました。
さらに上羽氏は橋下市長による全職員へのアンケート調査について、「憲法違反の思想調査だ。これを許せば、憲法で保障された基本的人権がつぶされる。大阪だけでなく全国で運動を広げ中止させよう」と訴えました。
参加者から「橋下市長は弁護士出身。法曹人は憲法や法を守る義務がある。憲法違反の『思想調査』の実施は許せない」「河村たかし名古屋市長の福祉切り捨て方針は橋下氏と同じ。河村市長が橋下氏と連携して悪政をすすめないよう名古屋市民も運動を強める必要がある」などの意見が寄せられました。(2月18日)