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命守る政治が必要 愛知・衆院小選挙区に4予定候補を擁立

 
 日本共産党愛知県委員会は2月3日、次期衆院選で愛知3区に石川寿氏(46)、同7区に郷右近修氏(33)、同8区に長友忠弘氏(53)、同10区に板倉正文氏(53)をそれぞれ擁立すると発表しました。記者会見では、病欠した長友氏を除く3氏が決意を表明しました。
 石川氏は「子育て新システムの導入は、国と自治体が責任を放棄し、お金によって保育の質に差を生む制度。子育て中の親の声を国政に届けたい」と述べました。
 郷右近氏は「若者の3分の1が非正規雇用で、多くの若者が過酷な労働条件で疲弊している。若者が暮らしやすく、働きやすい社会を実現したい」と語りました。
 板倉氏は「民主党政権がTPP(環太平洋連携協定)参加、消費税増税と弱者切り捨てを強行しようとしており、総選挙は日本の進路にとって重要な選挙。命を守る政治が必要だと、出馬を決意した」と述べました。
 柏木啓韶(ひろあき)党県書記長は、小選挙区でも議席に挑戦する構えで全15区での候補者擁立を準備中だと述べ、比例で佐々木憲昭衆院議員、河江明美氏の2議席実現へ、大いに党の政策を広げていきたいと語りました。
 各氏の略歴は次の通りです。
▽3区 石川寿(いしかわ・ひさし)=新=。愛知大学?部法学部卒。党名古屋昭天緑地区委員長
▽7区 郷右近修(ごううこん・おさむ)=新=。東北学院大学工学部卒。党尾東地区青年対策委員会責任者
▽8区 長友忠弘(ながとも・ただひろ)=新=。宮崎県立宮崎工業高校卒。党知多地区副委員長
▽10区 板倉正文(いたくら・まさふみ)=新=。日本福祉大学社会福祉学部?部卒。一宮市議4期。党尾北地区副委員長(2月5日付)