愛知県の私立大学は入学試験の最盛期です。日本民主青年同盟の各大学班は受験生を励まし、同盟への加盟を呼びかける宣伝・対話をおこなっています。
2月3日から5日まで入学試験がおこなわれた日本福祉大学の同大学班は、大学の最寄り駅の名鉄知多奥田駅前に、東日本大震災の被災地ボランティア活動や知多半島戦跡巡りなど同大学班の取り組みを紹介した写真パネルを展示。温かい飲み物や菓子などをすすめ受験生をねぎらいました。
同盟員らが入試を終えて帰途につく受験生に「受験お疲れさま。民青同盟の受験生アンケートやシール投票にご協力下さい」「震災救援ボランティアの写真パネルを見て下さい」と声をかけると受験生が次々に足をとめてアンケートに答えました。
「大学に入って介護福祉士の資格が取りたい」という受験生に、今年1月に介護福祉士の国家試験を受験したばかりの同盟員が勉強の方法などを説明。写真パネルを熱心に見ていた受験生には、昨年の夏休みにボランティアに参加した同盟員が写真の説明をおこない、「お墓を探してほしいという要請に、土砂とがれきに埋まった墓地を掘り起こして墓石を取りだした」の話に、受験生は食い入るように聞き入っていました。
「大学に入学できても勉強など高校と違って難しいのでは…」とい受験生には、「入学式後に履修相談会などをおこなって相談にのるので心配ないよ」と民青同盟の新入生歓迎企画を説明。受験生は「合格したら相談に行きます」と元気に答えました。
アンケートやシール投票の「大学に入学してやりたいこと」の答えは、「被災地ボランティア活動に参加したい」と「原発問題の勉強をしたい」が圧倒的多数でした。
同盟員の訴えに「大学に入学したら民青の人たちと被災地ボランティアに参加したいと」という高校生も。「予備校に行かず、自宅での1年間の浪人生活は相談相手もいなくて孤独でつらかった。みなさんの話を聞いたら民青の人たちの絆(きずな)や仲間の温かさがわかった」と言って、民青同盟に加盟した受験生もいました。(2月8日)