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社会保障改悪許さない 社保協が署名訴え

 
 
愛知県社会保障推進協議会(徳田秋議長)は12月16日、縁日でにぎわう名古屋市南区の笠寺観音前で、野田内閣がすすめようとしている「税と社会保障の一体改革」の名による社会保障大改悪に反対する署名・宣伝行動を行いました。

 久保田武副議長らが次々にマイクを持ち、「野田内閣は年金開始年齢の引き上げ、医療費の負担増、生活保護費支給額削減など社会保障制度の大改悪をやりながら消費税を10%にするという自公政権時以上の改悪です。社会保障の充実を求める署名にご協力を」と訴えました。

 月十数万円の年金で一人暮らしという女性(68)は「来年度から年金支給額が減る。これに消費税が高くなったら生活が大変になる」と話しながら署名をしました。

 夫婦で署名をした男性(71)は「名古屋市は来年度から介護保険料をアップすると新聞に報道されていた。国民健康保険料も毎年値上がりしている。河村市長は住民税減税などやめて、減税財源を回して保険料を下げてほしい」と語りました。1時間で100人近くが署名しました。(12月17日)