ニュース

要求実現へ共同運動 愛知はたらく女性の集会

 

女性の働く権利や男女平等の実現をめざす第43回「はたらく女性の愛知県集会」が10月30日、名古屋市熱田区で開かれました。愛労連女性協議会や新婦人県本部などでつくる実行委員会が主催し、労働者や業者婦人ら100人以上が参加しました。
 主催者あいさつにたった酒井文子実行委員長は「働く女性がかかえる労働や介護問題を学び、一人ひとりが職場、地域に帰り運動を広げましょう」と述べました。
 オープニングはメンバー全員が寺の住職というバンド「G・ぷんだりーか」の演奏。住職の「東日本大震災の被災地を回り、お経をあげるだけでなく、コンサート活動で支援している」との報告に、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
 中井菊子事務局長が基調報告。労働者派遣法の抜本改正や最低賃金の時給1000円以上、消費税増税反対など23項目の要求実現のため各界と共同運動を呼びかけました。
 社会保険庁、名城大、ダイセキなど国や企業を相手に裁判をたたかっている原告や支援者が「不当解雇は撤回を」「働く者の命と健康を守るため労災認定を」と訴え支援を求めました。
 フォトジャーナリストの森住卓さんが「世界の核汚染と福島」と題して講演しました。(11月4日)