「福祉予算を削るな！福祉を金もうけにするな！10・23愛知県民集会」が10月23日、名古屋市内で開かれました。「税金は市民のために使って」「原発ノー」などと書かれたプラカードや横断幕を持った障害者や保育、福祉関係者ら１０００人が参加しました。
主催者あいさつにたった石井一由記実行委員長は「野田政権がやろうとしている『税と社会保障の一体改革』は消費税増税の一方で社会保障費削減おこない貧困と格差を拡大するもの。社会保障制度充実めざし、共同で運動を広げよう」と訴えました。
参加者からは「来年度は介護保険料改定の年。今も高い保険料や利用料の引き上げは許さない」（あいち介護の会）、「民主党政権は公的保育制度を解体し、営利企業の参入を自由化しようとしている。保育園や幼稚園は国や自治体の責任で整備すべきだ」（名古屋市の保育士）などの発言がありました。
集会後、参加者は「学童保育の制度充実を」「子ども、子育て新システム反対」などと訴えながら繁華街をパレードし、買い物客らに訴えました。
参加した介護施設職員は「河村たかし名古屋市長は『事業仕分け』で市民の福祉やサービスを削ろうとしている。高速道路など他のムダな公共事業こそ『仕分け』して削るべきだ」と話しました。（10月25日）
