愛知県の刈谷市議選(定数28、2減、立候補34人)が3日投開票され、日本共産党は現職の山本シモ子氏(57)が19位、野村武文氏(65)が26位、新人の新村健治氏(56)が27位で全員当選しました。前回2議席から前進し、議席占有率を4・04㌽のばし10・71%としました。
投票率が前回から5・07%低下する中、3候補の合計得票は5073票(得票率7・71%)で、昨年の参院比例票の1・85倍、前回市議選からは224票減らしたものの得票率はわずかにアップさせました。前回は84票差に泣いた新村氏は、107票上回って初当選しました。
大激戦で結果判明が遅れ、党が3議席を獲得したのは午前1時すぎ。3氏は党と後援会の奮闘に感謝を述べ、「福祉に冷たい市政を変えるためにも、取り戻した議案提案権を活用し、大きな力を発揮したい」(山本氏)、「市議団の団結と総合力で、住民が主人公の市政を実現する」(野村氏)、「みなさんの頑張りが市民の心を動かした。今度は私が頑張り、市民の願いを実現する番だ」(新村氏)とあいさつしました。
当選者は他に、公明3、トヨタ系(無所属)7などで、「日本一愛知の会」を名乗った候補は落選しました。(7月5日)