民青同盟愛知県委員会は、多くの青年や学生といっしょに東日本大震災の救援募金活動に取り組み、連帯の輪をひろげています。
街頭での募金活動は4回行い、約20万円が寄せられています。
私立高校3年の男子生徒は、震災の夜、「いてもたってもいられない。何か手伝えることはないか」と、知人の同盟員にメールしたのがきっかけで募金活動に参加しました。「募金を通じて、多くの人の善意とつながることができた」と語り、その後、学内でも同級生や後輩に募金をよびかけています。
臨時教師の女性(27)は、街頭で「がんばってね」とやさしい言葉を次々にかけられ、感極まって泣いてしまいました。岩手県陸前高田市に住む大学の後輩の安否がわからず、心配でたまらなかったときです。最近ようやく連絡がとれました。
同朋大学の女子学生(21)は、「東海地震のことを考えると、とても他人事とは思えない。被災地の人たちが少しでも安心できるようにしたい」と、懸命に募金を訴えています。
募金活動に参加できない同盟員たちも、遅くまで事務所に残り、募金箱やプラスターの製作を手伝いました。都出浩介県委員長は「『被災者の力になりたい』と思っても、『何もできない』と悩んでいる青年がたくさんいます。募金活動をいっそうひろげるとともに、現地でのボランティア活動への参加登録も呼びかけていきたいです」と話します。(3月27日)