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春闘勝利・被災者支援へ行動 愛知

 愛知県労働組合総連合(愛労連)と愛知春闘共闘委員会は3月17日夜、名古屋市中区栄の繁華街で春闘勝利・東日本大震災の被災者支援集会を行い、約500人が参加しました。
 愛労連・春闘共闘の榑松佐一議長が「賃金引き上げと同時に、被災者支援・復興に、国民が総団結してあたろう」と訴え。名古屋水道労働組合の渡辺泰委員長は、被災地で応急給水や復旧に全力をあげる市の上下水道局職員の活動を紹介し、「国民の命と人権を守る公務・公共サービス労働者の役割を自覚し、仕事でも労働組合活動でも、大震災支援に貢献していく」と表明しました。
 集会後、約100人が栄交差点にたち、被災者救援募金に取り組みました。「国は原発依存のエネルギー政策を転換し、東日本大震災の被災者支援と復興に全力を」などの横断幕や、被災地の惨状を伝える写真パネルを掲げながら、協力を呼びかけました。
 若者グループなどが次つぎと募金し、20歳の女子学生は「私にできることは募金程度しかないが、国民の連帯に感動します。救援の手が届いていない自治体のことが報道されており、国は何をやっているのかと思う」と話しました。
 厳しい寒さで通行人が少ないなかでも、30分で8万4619円の募金が寄せられました。医労連がこの日までに13万円以上の募金を集めるなど、各労働組合の奮闘が続いています。(3月20日)