2月6日投開票された愛知県知事選挙と名古屋市長選挙は、日本共産党が推薦する、「革新県政の会」の土井敏彦知事候補が14万1,320票(得票率4・71%)を獲得し、「革新市政の会」の八田ひろ子市長候補が4万6405票(同4・89%)を獲得しましたが、及びませんでした。
大勢が判明した6日夜、土井、八田両氏は名古屋市中区の事務所で会見を開きました。
土井氏は、TPP(環太平洋連携協定)反対、国保料1万円値下げ、無駄な大型公共事業の中止、住宅リフォームの実現などを訴えてきたことをあげ、「個人的には非常に楽しくやれました。相手の4人は国会議員もいて、名前が売れている。大きかったというのが実感です。しかし選挙戦を通じ、いろいろな共同作業ができた喜びもあります。鳥インフルエンザの発生では業者の声を聞くなど、今後の活動の幅が広がりました」と述べました。
八田氏は、「若い世代から生活に根ざした要求を、高齢者からは、すがるような祈りを何度も受けました。まだまだ伺いきれない声が多く、至らなかったと反省しています。今大切なのは、現実と憲法を近付けること。たたかってこそ未来は開けます。次のたたかいに向け、さらに成長・発展していきたい」と話しました。(2月8日)