労組・党県委員会が米や衣類届ける
日本共産党愛知県委員会の八田ひろ子副委員長(元参院議員)、本村伸子常任委員らは12月28日、ホームレス支援活動を激励するために、名古屋駅前の西柳公園に設置された越冬会場を訪れました。
笹島日雇労働組合、笹島診療所、ボランティア団体などの第36回名古屋越冬実行委員会が、官庁が閉まる28日夜から1月4日まで、炊き出し、生活健康相談、散髪、夜回りで野宿者の安否確認などに取り組んでいます。
八田、本村両氏は、愛知農民連と農家の人たちから託された米と野菜、党員・支持者から寄せられた衣類などを会場に運び、激励しました。愛知県労働組合総連合(愛労連)は組合員から寄せられたカンパと米250?を届けました。
越冬突入集会では、本村氏が「首切られた労働者が路頭に迷う一方で、大企業は1年間で11兆円も内部留保を溜め込んでいます。これを社会に還元させ、人間の尊厳を守るためにたたかいましょう」と訴えました。来年2月6日に行われる県知事選挙に「革新県政の会」から立候補を予定する、どい敏彦氏も激励にかけつけ、参加者に紹介されました。
11月末に仕事を失った男性(49)は「1日1食がやっとの状態で、炊き出しの支援は本当に助かります。ここでみなさんと励ましあい、年明けには生活保護の申請に行き、自立をめざしたい」と話しました。(2010年12月29日)