暮らし応援で景気回復を
愛知県知事選挙に立候補を予定する「革新県政の会」のどい敏彦氏=日本共産党推薦=は12月22日、選挙公約「県民の明日をつくる私の処方せん」を発表しました。名古屋市中区の事務所でマスコミ会見しました。
景気対策では「愛知で頑張る中小企業を支援し5万人の雇用を生み出す」と公約。▽100億円の住宅リフォーム助成で1000億円の仕事をつくる▽正規労働者を採用する中小企業や介護事業者に補助▽中小企業のリース代など固定費補助▽来春新卒者を県が特別雇用―などを打ち出しました。
くらしの問題では、▽介護や保育施設の拡充・増設▽国保料(税)の1万円引き下げ▽子どもの医療費を中学卒業まで無料▽私立高校授業料の県独自の無料化―などの支援策をすすめます。
自然を破壊し莫大(ばくだい)な費用がかかる設楽ダムと徳山ダム導水路を中止し、県が造成するトヨタ・テストコースの用地見直しも打ち出しました。TPP(環太平洋連携協定)への参加は、県内農林業を壊滅させるとして反対し、自然と調和した産業育成をすすめます。
どい氏は「庶民の力がつかないと景気は回復しない。医療・介護、福祉、教育など支えが必要な人にこそ愛が必要だ。愛知に豊富な自然資源と中小企業のモノづくりの技術をつなげて、新しい時代を切り開きたい。平和を守ってアジアの皆さんと仲良くし、経済発展につなげたい」などと述べました。(2010年12月24日)
どい氏のマニフェストへリンク
bt_20101225114403.pdf