雇用増やし医療守る
来年1月20日告示される愛知県知事選挙(2月6日投票)に出馬表明した医師の土井敏彦氏は12月11日、名古屋市熱田区の金山総合駅南口で、知事予定候補として初の街頭演説を行いました。土井氏を擁立する「革新県政の会」(日本共産党も参加)の羽根克明代表常任幹事、新日本婦人の会の水野磯子県代表委員も、県政転換を呼びかけました。
土井候補は、「お金がなくて必要な医療や介護が受けられず、若者が就職できない無残な状況を変えるために、知事になることを決意しました」と訴え。▽住宅リフォーム助成など中小企業を元気にし、雇用をふやす▽国保料(税)を1人1万円引き下げ、75歳以上と中学卒業までの子ども医療費を無料にする▽自然を破壊する設楽ダム事業を見直す▽憲法9条を守る―などの政策を述べました。
羽根氏は「大企業優遇のムダな大型事業で、県の借金は4兆6000億円と危機的だ。孫子の代にツケをまわさないために、県政の大転換を」と力説。水野氏は「みんなの願いを託せる知事予定候補は、町医者として住民に信頼され、平和を守る活動に情熱をかたむける土井さんしかいない」と訴えました。
新婦人の会員らが、横断幕をもって県政の転換をアピール。通行人に、県民生活を守る緊急提案を訴えたビラを配布しました。(2010年12月14日)