蒲郡市議会で11月30日、日本共産党の日恵野佳代市議の質問を受け、金原久雄市長が政府の進める環太平洋連携協定(TPP)参加には反対だと表明しました。
日恵野議員は、TPP参加による関税撤廃は地域社会に壊滅的な打撃を与えるとし、これまでに地元の業者や農協、漁協などさまざまな団体と懇談してきました。この日の一般質問で、地元の製粉業者も「実施されれば国内の関係業者はすべて工場閉鎖してしまう」と訴えていたことを紹介し、「市長として参加反対を表明すべき」だと迫りました。
金原市長は「私はTPPには反対です」と答弁。国内の産業を守れなくなるのは恐ろしいことだと語りました。(2010年12月3日)