熱田区からは、西田とし子さん(56・新)が同区初の日本共産党市議の実現をめざし立候補を予定しています。
名鉄神宮前駅北側の踏切はJR東海道本線、名鉄名古屋本線の列車がひっきりなしに通るため、“開かずの踏切”と言われています。
西田さんは2003年秋から改善要求署名を集め、名鉄、JR東海、名古屋市に繰り返し要望を届けてきました。
このほど、7年越しの要求が実り、幅6メートル、スロープとエレベーター付きの歩行者・自転車用の跨線橋が建設されることになりました。11年度に着工が予定されています。
西田さんは、道路の段差や傾斜のある歩道の改善にも取り組んでいます。金山総合駅からイオン熱田ショッピングセンターへ向かう道路の歩道が傾いていたため、市土木事務所に改修を要求。お年寄りや車いす利用者が通行しやすい歩道に生まれ変わりました。
熱田区の市議定数は2。民主、自民が独占しています。西田さんは「共産党議員が必要です。民主、自民両党の議員が取り上げない、もっと多くの市民要求を実現したい。日本共産党市議として議会報告会を開きたい」と言います。
市議選は03年、07年に続いて3回目の挑戦。西田さんは日本共産党愛知県委員、熱田区市政対策委員長をつとめ、安心して暮らせる熱田区を実現するため走り回っています。