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名古屋で県民集会

暮らし守る政治こそ

 
 衆議院比例定数削減反対、沖縄と連帯、名古屋市政の民主主義を守る―をかかげた愛知県民集会が11月19日、名古屋市中区栄で行われました。憲法と平和を守る愛知の会が呼びかけ、約150人が参加しました。
 主催者あいさつで成瀬昇代表世話人は、菅内閣の混迷にふれ「民主も自民も財界、アメリカべったりで同質・同根だ」と指摘。▽沖縄県知事選の勝利で米軍基地を撤去し、日米安保条約廃棄の第一歩に▽消費税増税反対など国民の声をつぶす国会議員の比例定数削減を許さない▽河村たかし名古屋市長の公約破り、議会リコールの暴挙は許さない―などの課題で、たたかいの前進を呼びかけました。
 日本共産党の河江明美県常任委員は、「米軍基地無条件撤去は、沖縄県民だけでなく全国民のたたかいだ。日本農業を壊滅させるTPP(環太平洋連携協定)加盟は許さない」と訴えました。社民党、新社会党の代表もあいさつしました。
 各団体から、「名古屋市長の大企業・金持ち優遇減税で、市民と職員が犠牲になっている。これを許さず、暮らしと営業を守る市政を実現したい」「中小零細業者が商売できるのは平和であってこそだ」などの訴えがありました。
 集会後、繁華街をデモ行進し、「菅内閣は民意を尊重せよ」「名古屋市長は市民を守れ」などのシュプレヒコールを唱和し、市民にアピールしました。(2010年11月21日)