北区では、6期務めた梅原紀美子市議が勇退し、新人の岡田ゆき子さん(45)にバトンタッチします。
岡田さんは、北医療生活協同組合のケアマネージャーとして在宅介護の最前線で働いてきました。日本共産党市議団のアンケート回答のトップは「介護負担の軽減、特別養護老人ホームの増設」。岡田さんは介護の願いにこたえる最適任者です。
岡田さんは信州大学医療技術短大卒業後、看護師として働いていた長野市で、重度障がいの自分の子どもを保育所に入れようと日本共産党議員とともに市と交渉を重ね、障がい児の入所を初めて実現させました。岡田さんは「自分の子だけの問題ではなく、同じ境遇にある子どもたち全員のための成果でした」と話します。
名古屋では、障害児の親の会事務局や障害児学童保育所の会長を務めるなど、障がいがある子どもが人間らしく生き、成長するための活動に力を尽くしてきました。
10月17日に開かれた同区の党と後援会の決起集会で、北医療生協の老人保健施設の施設長を務めていた徳田秋医師は「岡田さんは医療・介護の施設やサービスを熟知しています。現場の経験を市政に生かしてほしい」と期待の言葉を述べました。