日本共産党の名古屋市議と市議予定候補は、河村たかし市長が主導する議会解散運動に反対し、暮らし応援の市政に転換しようと、街頭宣伝、対話に連日奮闘しています。
熱田区の西田とし子市議予定候補は9月19日、熱田西支部の林和子さん(63)とともに、国保料引き下げや保育所増設を求める署名、「しんぶん赤旗」見本紙を持って地域を歩きました。「市長の金持ち減税を続けると、税収不足で福祉が切り捨てられます。すでに市立病院の民営化や売却もおきています」など、住民と語り合いました。
「市長はもっと議会と話し合うべきだ」という60代の女性は、署名をしながら「市長は減税を言うだけで、暮らしをどうするか具体的な話がない。来年4月が市議選なのに、議会解散で選挙を早める理由がわからない」と話しました。
「減税以上に国保料が上がり、生活が苦しくなった」「共産党は年収800万円以下の庶民減税に切りかえ、福祉を守ろうと提案している」など、対話がはずみました。
訪ねてきた孫と話していた女性(65)は「河村市長は、役所の仕事を何でも民間任せにしている。小泉さん(元首相)の『構造改革』と一緒で、庶民が切り捨てられる。職を失ったり、生活苦で医者にもかかれない人たちを助ける政治に変えてほしい」と、怒りをぶつけてきました。
西田候補は、「?市長言いなり議会?をつくる解散のねらい、河村市長のもとで暮らしの破壊がすすんでいることを丁寧に話せば理解が広がる」と言います。前日も、知り合いの男性が「わかった。減税という言葉にだまされてはいけないね。河村市長がすすめる署名をしないでよかったよ」と、理解を示してくれました。(2010年9月21日)