戦争放棄と軍隊の不保持、国の交戦権否定を定めた憲法９条を守り、暮らし応援の政治を実現しようと訴える「９の日」宣伝が9月９日、愛知県内で行われました。憲法改悪反対愛知共同センターの呼びかけに応え、各民主団体が昼休みや夕方に、各地で宣伝署名に取り組みました。
名古屋市の金山総合駅南口の昼休み行動では、新日本婦人の会と日本共産党が共同。共産党県委員会から八田ひろ子副委員長と、かわえ明美、もとむら伸子の両氏らが参加しました。
参加者が交代でマイクを持ち「子どもたちが平和に生きていけるように、戦争のない当たり前の社会を守りたい」「９条を守ることは、人間らしく生きる権利と直結する」「若者が希望を持てる社会は、憲法を守ることからスタートする」などと訴えました。
署名をした一宮市の若者は「僕らは憲法によって守られている。戦争になれば、貧しい人が真っ先に戦場に送られる。絶対に嫌だ」、熱田区の男性は「米軍基地を沖縄に押しつけても、アメリカが日本を守ってくれるわけがない。世界との協調は重要だが、軍事力ではなく平和的にやるべきだ」と話しました。 (2010年9月11日)
