草の根から?国民が主人公?への政治革新の運動を前進させよう―。平和・民主・革新の日本をめざす愛知の会(革新・愛知の会)は8月22日、23日の両日、2010年「世話人会、地域・職場・青年革新懇交流会」を愛知県犬山市で開きました。
最初に、全国革新懇代表世話人の畑田重夫氏が「普天間問題と日米安保50年」の講演をしました。4月の沖縄・普天間基地撤去の超党派の県民集会は、日米安保体制の矛盾が限界点にあることを示したと述べ、日米安保条約の廃棄にむけて革新懇運動が役割を発揮するよう訴えました。
村上俊雄事務室長が「当面の取り組み」で、▽普天間基地の無条件撤去、消費税率アップ、国会議員の比例定数などでの情勢討議を深める▽河村たかし名古屋市長の議会解散・リコールの暴挙に反対し、民主主義を守る―などを提起しました。
討論で、愛労連の榑松佐一議長が「格差と貧困の打開へ、労働運動が非正規労働者やホームレス者、外国人労働者に働きかける運動が重要だ」と強調。県平和委員会の高橋信理事長は、航空自衛隊小牧基地のブルーインパルス曲芸飛行を許していない春日井市の区長など住民のたたかいを報告しました。
地域革新懇からは、「市民病院、地域医療を守るために、市長や医師会長とも共同してシンポジウムを成功させ、運動が広がっている」(海部津島)、「春日井市の産廃焼却施設反対で3つの市民団体が共同し、県が施設の稼働前に許可を取り消す、全国初の成果をかちとった」(守山区)などの報告がありました。 (2010年8月26日)