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反戦平和の願い同じ 宗教者が訴え

 

 愛知県内の宗教関係者でつくる日本共産党後援会は5月29日、名古屋市中区の繁華街で、参院選躍進を訴える街頭宣伝を行いました。かわえ明美比例予定候補と、もとむら伸子選挙区予定候補も演説しました。
 はっぴを身にまといマイクを握った天理教鯱雄布教所(一宮市)所長の中村雄介さんは「米海兵隊普天間基地を辺野古に『移設』する日米合意は、鳩山首相みずからの公約に反するものです。民主党政権に裏切られた思いです。日本共産党は米軍基地の無条件撤去を主張しがんばっている唯一の党です。日本共産党が国会でさらに力を発揮できるよう、参院選で大きく伸ばさせましょう」と訴えました。
 豊明市・西川神明社氏子総代の佐藤博志さんは「神道は戦前、天皇制と深く結びつき戦争を推進する道を歩んできました。神道信者は過去の過ちを反省し、再び戦争が起きないよう心から願っています。憲法9条を改悪し、日本を再び戦争できる国にさせようとする民主党に政治を任せるわけにはいきません。天皇制ファシズムと果敢に闘ってきた日本共産党が伸びてこそ、世界とアジアの平和友好に大きく貢献することができます」と強調しました。
 クリスチャンで神学研究者の、うのていをさんは「国民との合意よりもアメリカとの合意を優先する政府は日本の政府とは言えない。鳩山政権を許してはなりません。日本共産党は88年間どんな弾圧にも屈せず反戦平和をつらぬいてきた、唯一のまともな党です。国民を決して裏切らない日本共産党を、参院選で大きく伸ばしましょう」と呼びかけました。
 かわえ予定候補は「普天間基地は無条件撤去すべきです。軍事費を削り、米軍『思いやり』予算を廃止すれば、消費税増税しなくても国民の暮らしを支える財政を確保することができます」と指摘。
 もとむら予定候補は「日本のどこにも基地はいりません。アメリカ言いなりの政治を変えるために全力をあげます」と述べました。(2010年6月1日)