日本共産党の、もとむら伸子参院選挙区予定候補は5月5日、愛知県南知多町の日間賀島、篠島を訪ね、島民や観光客と対話し、行く先々で大きな激励を受けました。
もとむら候補は、同町半島部から日間賀島への海底送水管改修の財政支援を国と交渉し国と県の予算をつけさせ、知多地域漁業の所得保障で国から前向きの回答を引き出したことを報告し、雇用の安定、社会保障充実、設楽ダムの中止、憲法9条を守る政策を訴えました。
八田ひろ子元参院議員、山下節子南知多町議、党支部の人たちと、まちかど演説、島内練り歩き、道端で出会った人たちとの対話、公職者や党支持者の訪問、ビラの全戸配布などに取り組みました。
「離島でもていねいに訴える共産党は立派だね」「今度はチャンスだ」などと激励する人が続きました。
起伏が多く狭い路地を練り歩きながら、14カ所で演説。家から顔を出して注目する姿が目立ちました。手押し車を押した女性は「知多の工場排水のせいで赤潮で海が汚れ、魚が減った。何とかしてほしい」と訴えてきました。
訴えのすべてを聞いていた男性は、「自民や民主を支持してきたが、鳩山首相の米軍基地押し付けはひどすぎる。米兵の犯罪が、日米地位協定のせいで日本の法律で裁けない。これじゃ従属国だ」と話しました。
日間賀漁協の北川喜久男組合長は、もとむら予定候補と漁協婦人部の役員だった山下議員を歓迎し、予定していた外出時間を遅らせて懇談。「設楽ダムをつくると三河湾全体が汚染され、六条潟のアサリが壊滅し、この島のアサリ漁もできなくなる共産党にはがんばってほしい」と激励しました。ある区長は「安定した所得がないと漁業は守れないし、離島の医療を守ることも大きな課題だ」と話しました。(2010年5月8日)