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「トヨタは内部留保をはきだせ」労働者決起集会

愛労連が刈谷市で決起集会

 

 「トヨタは内部留保をはき出せ!」。労働者の大幅賃上げと下請け企業の存続を求める労働者決起集会が4月18日、刈谷市で開かれました。愛知県労働組合総連合(愛労連)が主催したもので、約100人が参加しました。
 愛労連とトヨタ総行動実行委員会が2月に実施した中小企業向けのアンケート調査(刈谷、知立、豊田各市内約600事業所対象)では、かつてない73事業所が回答。「単価切り下げが年2回、当然のように実施されている」「単価の切り下げには限界がある」など悲痛な訴えが数多く寄せられています。
 開会あいさつした榑松佐一議長は、「トヨタの巨額な内部留保は労働者と下請け企業が生み出したものだ。赤字の責任はトヨタの経営者にあるのに、下請け企業に押し付けるのは何の道理もない。労働者と下請け企業の共同のたたかいを大きく前進させよう」と呼びかけました。
 後藤基三重大学教授が「地域経済活性化に向けた運動方向」と題して講演。「中小企業は雇用を支え、地域のコミュニティの中心を担ってきたが、過去