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共産党 愛西市、北名古屋市、清須市で8人全員当選

4月18日投開票された市議選の結果です。

愛西市議選 参院比例目標132・5%獲得

 
愛西市議選で、日本共産党の4氏が定数24(6減)に29人が生き残りをかけた大激戦を勝ち抜きました。新人の下村一郎氏(69)が12位、それぞれ現職の永井千年氏(61)が19位、真野和久氏(47)が21位、加藤敏彦氏(54)が23位でした。

 4氏の得票総数は4185票(得票率12・26%)で、5人立候補した前回選挙を117票上回り、議席占有率を13・33%から16・66%に前進させました。昨年総選挙の比例票を1934票上回り、参院選の比例得票目標の132・5%となりました。

北名古屋市 合併後初めて複数議席実現

 
 北名古屋市議選(定数24、立候補28人)で、日本共産党は大原久直氏(65)=新=が11位、渡辺紘三氏(65)=現=が18位でそろって当選し、自治体合併後初の複数議席を実現しました。

 両氏の得票合計は2386票で前回選挙を542票上回り、議席占有率をこれまでの4・16%から8・33%に前進させました。

 両候補は選挙戦で、「合併後、遅れてきた福祉を前にすすめる」「情報公開で市民が主人公の市政を」と訴え。国保税引き下げ、子どもの医療費を中学卒業まで無料に、後期高齢者医療制度の廃止などを公約し、市民の支持を広げました。

清須市 定数12減の中2議席を確保

 
 清須市議選(定数24、立候補28人)で、日本共産党の加藤光則氏(46)=元=が14位、佐々木由紀子氏(42)=現=が23位で、そろって当選しました。

 前回3人立候補した得票(春日町の合併前)を118票増やし、議席占有率は定数12減のなかで、これまでの5・55%から8・33%へと前進しました。

 結果判明後、佐々木氏は「保育園減らしは許さないの訴えには、高齢者にも共感が広がった。2議席を力に、公約実現に全力をあげる」とあいさつ。加藤氏は「訴えが有権者の心に届いたことを実感した。党の団結かため、この力で参院選に勝利し、来春のいっせい地方選挙で躍進したい」と述べました。(2010年4月20日)