日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補は3月8日、半田市酪農組合(愛知県半田市)を訪ね、中島隆組合長、青木直行事務長、牧場経営者と懇談しました。
もとむら予定候補は、党が2月に農水相に対して行った「畜産酪農経営を維持発展させるための申し入れ」の内容を紹介し、「経営の実情や要望をお聞きし、国政に反映していきたい」と話しました。
中島組合長は「不景気で乳製品価格が下落し3年ぶりの減産だ。昨年まではエサ代の高騰で離農した人が多かったが、今は転職の仕事もなく?やめるも地獄、続けるも地獄?だ」と話しました。
青木事務長は、多額の借金を抱える経営実態にふれ、「所得補償のためにも(国が価格下落時に一定の補てんをする)マルキン=肉用牛飼育対策=を継続し、補てん水準を引き上げてほしい。配合飼料価格安定制度も生産者負担分への支援制度を創設し、民間資金導入部分の利子補てんを継続してほしい」と述べました。
牧場経営者は「米を中心に日本農業を再生し、畜産の自給率も高める必要がある。共産党の政策が、農家には一番ありがたい。ぜひ実現してほしい」と、期待を述べました。
懇談には、党知多地区の広瀬勇吉委員長(東浦町議)、半田市の山内悟、松本如美、榊原勝彦の各市議、大府市の山口広文市議らが同席しました。
このあと、県酪農政治連盟の坂野周治委員長と懇談しました。