中小零細企業に仕事を
日本共産党の、かわえ明美参院比例予定候補と、もとむら伸子愛知選挙区予定候補は2月18日、名古屋商工会議所を訪れ、伊藤徹広報グループ長と懇談しました。
伊藤氏は、「会員企業1万6000社のほとんどが資本金500万円以下の中小零細企業。融資や販路拡大、人材確保などの共通の悩みを持っているが、『仕事がない』という声が一番多い。倒産や廃業で会員は減り、特に建設、設備関係の退会が目立つ」と述べました。
かわえ氏は2010年度政府予算案に対する党の組み換え案を紹介。「不要不急の大型事業を見直し、生活密着型の公共事業で中小企業の仕事を増やすことが必要です」と述べました。
伊藤氏は、「そういう事業は必要ですね」と応じました。
伊藤氏はまた、鳩山政権による消費税増税の動きについて、「1997年に税率が3%から5%に引き上げられたとき、上向きだった景気が非常に冷え込んでしまった。消費税増税で一番影響を受けるのは中小企業。増税議論は慎重にしてほしい」と語りました。
もとむら氏は、「大企業や大資産家の優遇税制や軍事費を見直せば、消費税を増税せずに社会福祉の財源を確保することができます。内需を増やし、中小企業が元気になる政治を実現するためにがんばります」と述べました。(2010年2月20日)