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愛知県社保協が宣伝

後期医療制度すぐ廃止せよ

愛知県社会保障推進協議会は2月16日、縁日で賑わう名古屋市南区の笠寺観音前で署名宣伝を行いました。「後期高齢者医療制度を速やかに廃止し、高齢者・国民が望む医療制度をめざす国会請願署名」と「高齢者が安心して受けられる介護保障制度の実現を求める請願署名」を呼びかけ、1時間で89人が署名しました。
 徳田秋議長ら参加者は交代でマイクを握り、「今年4月から後期高齢者医療の保険料が上がります。年齢で区別し、年金から天引きする制度はすぐにやめるべきです。政府・民主党は廃止の公約を先延ばしにすべきではありません」と訴えました。
 署名した中川区の女性(79)は「年金の明細を見るたびに腹が立ちます。毎回8000円も保険料を引かれ、手取りは6万円を切ります。満足できる医療を受けられる保証もない。無茶苦茶。値上げなんてとんでもない」と怒りの声を上げていました。(2010年2月18日)