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病院民営化計画やめよ 名古屋市役所前で宣伝

 

 河村たかし名古屋市長による市立城西病院の廃止・民営化計画などに反対する宣伝行動が1月21日昼、名古屋市役所前で行われました。自治労連・名古屋市立病院職員労働組合が行ったものです。
 河村市長は、城西病院を来年3月末に市立廃止・民営化するための条例案を、2月議会に提出するかまえ。また、2014年度までに緑市民病院の管理を民間に委託する指定管理者制度を導入する方針です。
 参加した組合員が次々にマイクを持ち、「地域のお年寄りから不安の声が上がっている。河村市長は赤字だ、ムダだと言うが、削るところはほかにあるはず」「東海大地震が来たらどう対応するのか。市民のライフラインを守るべきだ」と訴えました。
 日本共産党の、わしの恵子、梅原紀美子名古屋市議も参加。あいさつにたった、わしの市議は「金持ち・大企業減税で恒常的に財政赤字を作り出し、福祉医療削減の口実にする市長のねらいは許せない。地域の医療を守るために力を合わせましょう」と激励しました。
 同労組の横井良乃書記長は、「住民の命を守るのは自治体の責任です。運動の輪を大きく広げ、白紙撤回させるまでたたかいたい」と語っています。 (2010年1月23日)