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障害者自立支援法廃止を求め署名・宣伝行動

障害者ら訴え

 

 障害者自立支援法の廃止を求める、あいされん(きょうされん愛知支部)主催の署名・宣伝行動が12月3日から始まりました。「障害者週間」(3日~9日)にあわせ、名古屋市中区の官公庁街など県内各地で行われます。
 初日の3日、県庁前で主催者あいさつした、小川春水支部長は、「障害者に重い負担をおしつけ、働く権利を奪う『自立支援法』は一刻も早く廃止し、福祉を抜本的に拡充してほしい」と訴えました。
 県障害者(児)の生活と権利を守る連絡協議会(愛障協)の野原信一会長は、「障害者や高齢者みんなが納得できる新しい法律をつくってこそ、本当の意味で政権交代が実現することになる」と強調しました。
 「自立支援法」は憲法違反であるとして、福祉サービス自己負担制度の廃止などを名古屋地裁に訴えている坂野和彦さん(30)=港区在住=も参加。「作業所で一生懸命働いているのに、利用料を払わなければならないのはおかしい」と述べ、同法の廃止を求めました。
 日本共産党の、もとむら伸子参院愛知予定候補と名古屋市議団が激励のあいさつをしました。(2009年12月5日)