市民サービス削減の名古屋市長に批判
名古屋市議会定例会が開会した20日夜、日本共産党名古屋市議団主催の市政懇談会が中区で開かれました。参加者からは、河村たかし市長が提出した条例案に対する批判が相次ぎました。
河村市長はこの日、福祉・教育予算の大幅削減を前提にした「市民税減税」、住民サービスを民間に丸投げする「地域委員会」創設、議員定数を半減させる「議会改革」-などを一括して盛り込んだ条例案を市議会に提出。議会で否決された場合、支援者によるリコール運動で議会解散に持ち込むかまえです。
わしの市議団長は、「市民税減税を名目にした福祉・市民サービス削減に反対する」緊急署名を大きく広げる必要があると提起。「議会での徹底した審議をもとめるとともに、河村市長の危険な本質を一人でも多くの市民に知らせ、皆さんと力をあわせて河村流『構造改革』の阻止に全力を尽くします」と決意を述べました。(2009年11月22日)