名古屋の国保と高齢者をよくする市民の会と愛知県社会保障推進協議会は11月9日、名古屋市の16区の区長に対して、国民健康保険の資格証明書発行に関する改善の要請に取り組みました。
両会は全区役所を訪問し、▽資格証明書は発行せず、短期証もむやみに発行しない▽新型インフルエンザ対策として資格証世帯にも正規保険証発行▽保険料の分納世帯には正規保険証発行―などを求めました。
中村区への要請には、加藤瑠美子社保協事務局長と地元の年金者組合、新婦人、民商の代表ら14人が参加。区の木村要保険年金課長らが対応しました。
加藤氏は、国保料2年連続引き上げなどで滞納者が増え、医療窓口負担が10割の資格証発行世帯が市で急増していると指摘し、改善を求めました。(2009年11月13日)